レイチェル

マリー・アントワネットに別れをつげてのレイチェルのレビュー・感想・評価

4.0
フランス映画大好き人間で、さらにフランス革命関連の作品も大好き人間として声をあげておきたい。

この視点は珍しい。面白かった!

マリー・アントワネット王妃の朗読係という侍女の視点から1789年のフランス革命の混乱を描いた良作。

マリー・アントワネット(ダイアン・クルーガー)に心酔し、王妃様一筋に仕えた朗読係シドニー(レア・セドゥ)。刺繍も得意だけれど刺繍係では王妃の側に行けないので刺繍が得意なのは内緒。健気すぎる。

しかし!王妃は同性の愛人ポリニャック夫人に夢中。彼女の言いなり。ポリニャックが諸悪の根源なのよね、たぶん。

世界史で習う7月14日、暴徒化したパリ市民がバスティーユ牢獄を襲撃。暴徒達はベルサイユ宮殿に向かっているようだ…というフランス革命が始まってからの数日。とても濃い内容に目が離せなかった。

後はあまり書けないけれど、マリー・アントワネットってもう少し良い面もあるかと思いきや、今回の視点でも傲慢な悪女だった。レアちゃん可哀想。でも、王妃様が大好きでなんでもやります!全裸にもなります。綺麗…

ポリニャック夫人、全然綺麗じゃなかった!(レアちゃん推し)
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