LEE

続・少林寺三十六房のLEEのレビュー・感想・評価

続・少林寺三十六房(1980年製作の映画)
4.3
久々に鑑賞
続とあるが、直接的な繋がりはないので本作から見ても無問題!


すご〜く大雑把に話を書くと
虐げられる→少林寺で修行→リベンジ!
と、一作目と変わらない流れではあるんだけど、本作が一番一作目と違うのはコミカルな所
一作目の信念に燃える三徳とは違い、師匠に反抗する生意気な主人公でそのやりとりも楽しい
なので本作も修行シーンが大半を占める歪なバランスな作品なんだけど、そのコミカルさのおかげで楽しく見れる
あと一作目の修行はわかりやすく修行!って感じだったけど、本作は建築の足場づくりをやる過程で段々と拳法を身につけていくというのは面白かった(石のくだりはあんまり要らなかった気もするけど!


そんな訳で修行シーンが多く、純粋なアクションシーンはラストだけなんだけど、そのボリュームが凄いので見終わった後の満足感はある
足場作業で培った拳法を使ったアクションは複雑化を極めていて、めちゃくちゃ面白い
敵に小ボス、中ボス、大ボスっているのも構成的に嬉しかった


前作とはまた違ったテイストで楽しい一本
それにしても小候の出っ歯は酷すぎない?笑
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