ピカル

コントラクト・キラーのピカルのレビュー・感想・評価

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)
4.0
面白かった。やはり失業から始まる。水道局民営化によるリストラ、しかし、今回は、労働者階級でも事務職だった。退職金がわりのにせの金時計、縊死するにも、あのフックじゃ自重に耐えられないと思った。酒場の花売りへの誘いが、強引で圧倒的、名前聞いて、座れと命じていた。額のキスマークもいい。強引さに、グッときたのかも知れない。アランドロンもどきのイケメンだし、しかし行動、思考はミスタービーンに近い。電飾に満ち溢れた都市の夜景を見慣れたせいか、この監督の夜景はいつも本当に、風情があってきれいだ。部屋や人物の静止画面も、計算されているのか、絵画を見ている気分になる。
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