にしや

地球最後の男のにしやのネタバレレビュー・内容・結末

地球最後の男(1964年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

「SF映画術」でキャメロンとスピルバーグが本作の話をしていて興味が出たので鑑賞。

面白かった!64年の映画だからクオリティは期待してなかったけど、いやいや、甘く見ていた。面白かった。(車乗ってるシーンは背景がいきなり黒くなって昼か夜か混乱したりしたけど…まぁそこはご愛敬)

主人公の男は抗体があるのをわかっていてなぜワクチンを作らなかったのか?に疑問が残ったんだが、それが分かった頃には他の人は全滅してたから…なのかな?
電気が普通に供給されてるのも気になったけど…まぁどこはご愛敬ということで…。(主人公がちゃんと発電機管理してたのか…?)

おっさんには似つかわしくないカワイイティーカップでコーヒーを飲むシーン、奥さんの趣味のカップなんだろうなあというのが見て取れて、こういう風に失った家族の影を見せるのはいいなあ。上手いなあと。

藤子F先生の「流血鬼」を思い出したけど、そもそもこの映画の原作から着想を得て描いてるらしい。なるほどな。
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