なりかけゾンビ

ネズミゾンビのなりかけゾンビのレビュー・感想・評価

ネズミゾンビ(2006年製作の映画)
3.8
下町感をよく描けたゾンビ映画の良作

2回目の視聴
最初見たときは前半の人間ドラマが長く感じ、全体通して暗くて見づらい映画という印象でした。

今回の鑑賞ではマンハッタンの下町感を薄汚い地下室や人間情緒溢れる住民のやりとりを通してリアルに感じる事が出来ました。
このリアルなニューヨークの描写が後半のネズミゾンビの出現による臨場感をより際立たせてくれています。
また、荒い画質のフィルムや映画としては暗すぎるシーンが後半続きますが、この作品においては雰囲気を作り上げる要素として肯定的に機能していた様に感じました。
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