オーウェン

DATSUGOKU -脱獄-のオーウェンのレビュー・感想・評価

DATSUGOKU -脱獄-(2008年製作の映画)
3.3
随分と潔い脱獄というシンプルなタイトル。
未公開とはいえ中々硬派な一作になり、脱獄のみに焦点を当てたつくりは評価できる。

もう老体な囚人が娘の容態が思わしくないことを知る。
何とか脱獄して会うために、同じ目的の囚人を集めていく。

ボクシングを生業にしているジョセフ・ファインズはここまで見せたことのないような肉体をさらけ出す。
だがそれ以上に枯れた味わいを醸し出す、ブライアン・コックスがまとめ役として機能している。

キャラはいいのだが刑務所内がどう見ても貧相で、予算が無いのが丸見えなのが惜しい。
こんな刑務所ならたやすく脱獄できてしまうと思えるのは頂けない。
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