普段は滅多に観ないSFものを好奇心から観てみました。こういう怪物が登場する古いSF映画を観るのは多分これが初。SF映画自体あまり観たことないからか、どういう感情で観るのが正解か分からなかった。私はどうしたって怪物に感情移入しちゃって、最初から最後まで可哀想だという感情だった。
地球外生命体が登場する最近のSF映画は、謎の生命体を守ろうとする人が一定の数登場して、政府側の人間と対立するみたいなのが定番というイメージがあるので、怪物を守ろうとする人が一人も居なかったことに違和感を抱いてしまいました。(マリザは最初の方怪物も怯えているようだとか言ってましたが…)
レイ・ハリーハウゼンはカラー撮影を望んだそうですが、予算の問題から断念し、公開50周年記念にようやくカラー版が発売されたようです。個人的にはモノクロのほうがストップモーションと実写の別写し感が軽減され、よりリアルに観えるんじゃないかなと思いますが。