Garararara

バスルーム 裸の2日間のGararararaのネタバレレビュー・内容・結末

バスルーム 裸の2日間(2011年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

ミゲルの語りが耐えられれば最後まで見られるかも?

最初からセクハラと皮肉満載
どんな時でもセックスを諦めない
言葉巧みにセックスに持っていこうとするけど、実力行使には出ない
ほぼミゲルの一人語り…文学論、内面の吐露、政治論、人生論、セックス
セックス後はアンヘラの語り

“映画”のシーンは想像力をかき立てられた

アンヘラの裸を隠したり、無防備に見せたりは、心情の表現?

主な登場人物は、ミゲル、アンヘラ、ウエイター、友人の4人(声だけが1人)

欧米はバスとトイレが一緒だから、閉じ込められても少し楽?



スペイン
madrid, 1987
ミゲル…コラムニスト
アンヘラ…大学生、単位2つ危ない、物書き志望、6人兄弟末っ子、

友人のアトリエ
「私が君と寝たがってるとー全く思わなかったのか?それぐらい予測できたはずた」「話を聞きたかっただけよ」「もう話しただろ」「尊敬してるの」「申し訳ないが、私は君の才能よりー体に興味がある」
「服装で気づくべきだった。ジーンズは脱がないことを前提にした服だ」
出ていったと思ったら、ジーパンと下着を脱いで、羽織ったシャツだけになり戻るアンヘラ
乳房の周りと背骨に青の絵の具を指でなするミゲル
シャワで落とすアンヘラを眺め、全裸になるミゲル
「ゴジラは寝たのね」
「帰るわ。気分を害さないで」「帰るだって?」「ここにいると変な気分になる」
バスルームのドアが開かない
「なぜ閉めたの?」「なぜって、ドアは閉じるものだ」
家主ルイは月曜(2日後)に帰宅→水とトイレはあり

「過大評価された者だけがー文筆で生計を立てられる」

セックスまで63分

「なぜ説教するの。なぜそんなに高飛車なの?いつまで訓示を垂れるつもり?セックスに人生、仕事に勉強、ああしろこうしろ。ほっといてちょうだい」「セックスが望みだったのに、説教になってたようだな」「セックスの後の私は何?詮索好きのセックスかぶれ?」「否定はしないな」「私が何を望んでると?仕事の紹介?あなたの上司への紹介を望んでると?バカにしないで。もうウンザリだわ。“昔はこうだった”と今と比較してばかり」「ほんの歴史の勉強さ」「何を教えたと言うのよ。皮肉や嫌み?知性的ぶる方法?」「初めて知性的な言葉を君から聞けたな」「信念の話の方がマシだった。“世界はこうあるべきだ”とね。なのにあなたはー年齢の話のばかり。私が年の差を意識してないとでも?新しい体験をしたくてーあなたを選んだとは思わなかった?同世代の男には興味を持てないタイプかも。閉じ込められなかったら消えてたでしょ。言い訳しながらベッドを出たはず。“家族が待ってる”とかね。欲しいものを得て、慌てて着替えてたはず。塔にいるような口ぶりはやめて」「“象牙の塔”か?」「“クソの塔”よ」

2ヶ月前同級生の飛び降り自殺
「奇妙な話だがー耐えきれないなら絶望するのはいい体験だ。希望を捨てた時にはー最高の出来事が訪れるものだよ。予期せぬ事がね」「でも私たちは…」「それを持てずに、ウソをでっち上げることも」「ウソを?」「必要だからだ。この世で最もつまらなく思えることがー人間の基本なんだよ」

絵のフルームを壁にかけ、“映画”鑑賞
“起き上がれない息子”の語り(即興創作と想像力)

外で物音
電話してくれたら1000ペセタ

アンヘラがメガネ、本、ファイリングケース忘れ

街並みを歩くアンヘラでエンディングへ

20230910 798
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