オウガ

ロバート・アルトマンのイメージズのオウガのレビュー・感想・評価

4.0
amazon primeにて視聴、かなり怖い作品。
この怖さというのは初めて体験した怖さで非常に肝が冷えたよ。
キャサリン視点で本編が始まり、結局現実なのか虚構なのかが全くわからない。
会話している人物がキャサリンの妄想で存在しないのか、
それとも人物は存在しているものの、他の登場人物なのかわからない。
また、キャサリン本人も感情の起伏が非常に激しくてさっきまで愛し合っていたというのに悲鳴を上げて拒絶したり、逆に笑ったりと本当に理解できないし怖い。怖いというより不気味。
本編開始時点からの朗読されている詩?もなんだかすごく独特で抽象的だしよくわからないから不気味さに拍車をかける要素の一つになっている。
bgmもあまり聞いたことのないような雰囲気で聞いていてちょっとナーバスになるような感じ。
今見てもこんなに怖い作品が70年代であったのかとびっくりした。
オウガ

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