キモサベ

アリゾナ・ドリームのキモサベのレビュー・感想・評価

アリゾナ・ドリーム(1992年製作の映画)
3.4
キャデラック販売店のシーンで叔父さん(ジェリー・ルイス)にからんでた人、ちょこっとだけ登場でしたがマイケル・J・ポラードでしたかぁ
そして、その前後でフェイ・ダナウェイね なぁ~る、「ボニーとクライド/俺たちに明日はない」(1967年)じゃないですかぁ

アリゾナでの夢物語・・・かなう夢、かなわない夢、それぞれをエミール・クストリッツァ監督さんは“ファンタジー”(・・・すなわち風船だったり、オヒョウ“大鮃”だったり)に託して描きます

感想です
正直言って“?“な作品でした
“ファンタジー”と書いたとおり、それがすなわち“ドリーム”のことなのでしょうが、では監督さんが何を言いたいのか?ということは残念ながら理解できませんでした

ですから、ここではこの映画、自分はどこが好きだったか?を書かせていただくことに
それは、いい大人たちが、それぞれの夢を恥ずかしげもなく(いや、むしろ真剣に)語っているところにあります
アラスカ行きたい、俳優になりない、空を飛びたい、カメになりたい・・・大真面目にです
実際に自分の前に、彼らのような人間がいたとしたら、ちょっと“引い”ちゃうかもしれませんよね・・・でも、“映画の世界”とわかっているから、なんとなく理解できちゃう、親しみを感じちゃう
・・・最初っから“作り物”、“ファンタジー”を意識させるように、監督さんは作っているのかな、と感じましたです、はい
そういえば、劇中に実際の映画のシーンが織り込まれていましたっけ・・・これこそ“作り物”の象徴?
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