アリゾナ・ドリームの作品情報・感想・評価

「アリゾナ・ドリーム」に投稿された感想・評価

himaco

himacoの感想・評価

4.2
久しぶりに観ようと思ったら近くでレンタルできるところが無くなってて、とうとう買ってしまった『アリゾナ・ドリーム』
昭和人間のせいか、この頃のジョニー・デップが1番好き。

夢はありながらも破滅的な登場人物たち。
どこか豪華でおとぎ話のような世界と日常の世界がごった返す。

魚や車が空を飛んだかと思えば、食卓ではミルクをぶっかけ、テーブルクロスごと引きずり落とす。

どこにでもでてくる生バンドも意味不明で好きだし、ヴィンセント・ギャロがなんせいい、良すぎる。バナナの哲学に映画のモノマネもたまらないし、ハッピーバースデー トゥー ポールとか、なんだその愛らしさ。

ギャロと酔ったジョニデが、夜に車を走らせる日常のシーンが限りなく好きだ。
『黒猫白猫』『アンダーグラウンド』などのエミール・クストリッツァ監督作品❣️
なんだけど今作品は少〜しテイストが違う

ジョニーデップ
ヴィンセントギャロ
フェイダナウェイなどなど
出演陣が豪華ハリウッド❣️
そして
ピンクのキャデラックを売る叔父さんや
ブロードウェイを目指す友人
アリゾナで空高く飛ぶことを夢見る歳上の恋人や
亀に生まれ変わりたい自殺願望の女
そして
大人になると目が片側に寄ってしまう魚🐟は
荒野のサボテンの上を優雅に飛ぶ(泳ぐ?)

登場人物がほぼ5人
それぞれがギリギリに抱えていた
願望(ドリーム)が崩れ落ち
魚の夢を見続けた 主人公は虚しく大人になっていく💦

ヴィンセント・ギャロの
映画モノマネ芸が素敵過ぎる😍

リリテイラー の
あのエキセントリックな表情と
アコーデオンが クストリッツァ〜🤣してて大好きだぁ💕

* 4/17 DVD鑑賞
うだつの上がらないアメリカみたいな
割とショックな結末
ジョニデ好き
三角関係
「アンダーグラウンド」「ライフ・イズ・ミラクル」等の快作を生み出した名匠クストリッツァ監督の作品です。音楽による芸術的演出が魅力の同監督で、本作でもファンタジー的な描写は相変わらずではありました。
キャストもかなり豪華です。主演のジョニー・デップ、フェイ・ダナウェイ、ヴィンセント・ギャロなど実力派ばかりでした。
苦言を呈するなら、ハリウッド進出ということでクストリッツァ監督の良さが消されていたことでしょうか?背伸びして制作されていた感がありました。
平べったい魚が空中を泳いだり、机や椅子が浮かび上がったなどの映像の独自性は変わりないのですが、やはりハリウッドとはミスマッチでしたね。
監督のアクの強さはわざわざハリウッドスターを使うほどがないほどだと私は思います。スタッフとキャストの温度差を感じましたね。
アメリカンドリームのとうに消え失せた世界で、ありもしない夢を追いかけ、ありもしない成功で自分を糊塗していた叔父が、もはや自分を騙しきれなくなって自殺してしまうシーンは実に痛々しい。その上恋人まで失った主人公が失意の中で生きていくしかないと悟る人生は、毎日地面を慣らして密入国者の足跡を調べていた父親のものと似てくるだろう。キャデラックを売り歩いていた叔父は最後まで子供だったが、無為とも思える国境警備の仕事をしていた父親は「大人」だった。主人公もまた大人になる。夢も希望もない毎日?しかしホームビデオで見る父親の仕事ぶりは不思議なユーモアに満ちていて、絶望の湿り気はどこにもない。乾いた日々の中で人生を充実させることはできるはずだ。ただしそこでは、アメリカンドリームとはまったく別の戦略が必要となる。
悪夢が子供から大人になる時期に見る夢のことだとするなら、主人公のアリゾナでの日々は悪夢かもしれない。彼の眼は片方に寄ってしまったのだろうか。何かを失うかわりに何かを得るのさ、という最後のセリフが希望になればいい。
Keny

Kenyの感想・評価

3.8
だいぶ混みいった人生フィロソフィーだな。クストリッツァがノイローゼになりながら作った、その頭の混沌が伺える。

ただ空を飛びたいだけ。そこに意味を見出そうとすると、親の繰り返しである自分の人生を終わらせたくなる。
おはよう、コロンブス。アメリカは見つかったかい? 大人になると目が片側に寄る魚の話。

マリアッチとBesame Muchoはたまらないですよ。
ストーリーも音楽も映像もキャラクターも最高。
ジョニーデップのカッコよさ
dude

dudeの感想・評価

3.6
あまり得意ではないタイプの寓話感だったが、やや長尺なのにするっと観れてしまうのは良い。
ヴィンセント・ギャロが映画のモノマネをする場面には毎回グッとさせられるものがあった。アラスカとニューヨークを赤い風船がつなぐ冒頭も好き。

このレビューはネタバレを含みます

オブビー卜でアンニュイな映画✧

「普通」で「まとも」で「リアル」なモノが
この作品には何一つ映ってないのに
何故か現実的に感じてしまうのが不思議。

でも人生ってそんなものだよな。
頭の中のまともな理屈どうりに生きてる人なんて
そんなに居ないだろうし
意味不明なことばっかりだもんな。

カメさんが印象的✧
映画の台詞の丸暗記とか分かるなぁ。
自分もそこそこ奇妙な人間なんだと再確認。

交差点ではハプニングはつきもの。
悲しみ✧緊張✧警戒✧トキメキ✧
なにかしらの事が起こるだろうけど
結局のところ交差点は交差点でしかない。

生きるってのは意味不明で孤独で虚しい。
makimaki

makimakiの感想・評価

4.7
音楽がとてもいい。
20年以上前に観て、残っている印象は、音楽と、ジョニー・デップの普通さと、魚。
そして「女」。
もう一度観たいけど、気力がないと観れない。
でも、とても好きな映画。不思議な映画。
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