台湾映画で、このような良くも悪くも王道路線の青春ラブコメディってのは初めて見た。
ヒロインの高校時代の初めの部分は、あまりにも少女漫画チックなベタな笑いのシーンが多すぎて微妙だったんだけど、中盤で彼女が髪型を変えてグッと可愛くなった辺りから、バカバカしい笑いの要素は消え、本格的青春ラブストーリーのテイストが増してくる。
エンディングにかけて、これはこれで、やはりベタな展開となるんだけど、自分には台湾映画のこのスタイルの作品は初めてだったので、新鮮で面白かった。公開時に台湾で大ヒットしたというのも納得。
香港映画界の大スター、アンディ・ラウが、色んな意味で一番得してる作品。よって、アンディ・ラウファンなら、ある意味必見。