安堵霊タラコフスキー

私はゾンビと歩いた!の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

私はゾンビと歩いた!(1943年製作の映画)
4.0
キャットピープルより断然好き

相変わらず台詞が多くて演出も似たテイストのオーソン・ウェルズやフリッツ・ラングらより見劣りしてしまうけど、美と死をテーマにして呪術をモチーフとした内容は妖艶な魅力があり、控えめに奏でられる民族音楽的BGMも妖しさを引き立てる効果が出ていて、雰囲気としては実に良いものだった

映像も生ける屍の二人が出て来る場面とか自然の中のシーンとかは、それこそ死の臭い漂う美しさが表現されていて目を見張るものがあり、ジャック・ターナーの株が少し上がった