RuiAuden

娼婦ケティのRuiAudenのレビュー・感想・評価

娼婦ケティ(1976年製作の映画)
4.0
エロもグロもクソもお任せあれのヴァーホーベン御大であるが、メロドラマ的な本作においても、生々しいレイプなどの性描写や暴力描写を真正面から捉えており、主人公が住む19世紀アムステルダムの貧民街の姿も思わずその臭いが漂ってきそうなほどのリアリティだ。一貫してしたたかな女性の強さを謳いあげるヴァーホーベンによるオランダ時代の傑作。
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