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娼婦ケティのこのネタバレレビュー・内容・結末

娼婦ケティ(1976年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

陰絵→全裸男の衝撃、、
前半のやさしさのなさに、男は全員汚らわしいと思い込むところだった、芸術家たちに出会ってもしばらくは安心できず、
親とか子とかなんて考えにも及ばない、ただ自分が生きるため
窮地に立たされたとき、もうすべてを諦めてでも、こんな風にしてきっと女は生きていけてしまう(可能性が大きい)、それが悲しいとも思う、と酒屋で女性と話したことを思い出し、そのとき彼女が言った、それでいい、女は悲しいほうがいいということばが最近ずっと離れず
でもケティを見ていたら、女は悲しいだけじゃないと強くおもった
もちろんその彼女も女は悲しいだけなんて思っていないだろうが、悲しいということは、それほど強くあれる、と、改めておもい
あのプレイボーイのようにイヤな男に一発喰らわせられずとも、ケティの身にはいのちが滾っている
コーヒーまみれで新たな屈辱に染まり飛び出た先のデモ行進、底まで見てきたからあとはもうどこへでもいく、どこへでもいける
こ