ケン・ワタナベ＆
ロマノ・クリストフ出演、
シルバースター社製ニンジャ
三部作の内の一本。

アメリカの悪の組織が
伊賀忍者と手を組み、人間を
パンダゾンビ(笑)にする薬を
使い、世界征服を企む。

パンダゾンビにされた者は
組織の命令で操られ、殺人でも
何でもやってしまうのだ！
…ただ、トロいのが欠点。☆

警察はこれに対抗するため、
日本の甲賀忍者の里に出向き、
協力を要請する。

甲賀に敵と勘違いされ、仲間の
2人を殺されたりするが、
何とか手練れの者を一名だけ
貸してもらえる事に。(←ケチ)

甲賀の頭領に選ばれ、前に出た
ロンが、九字を切り結ぶ。

「前・在・列・陣・皆・者・闘・兵・臨！」

←順番はもちろん、“在”以外
全部、形が間違ってました。(笑)
流派によって多少異なるらしい
ので、あまりツッコめませんが。

取って付けた様なロマンスとか
を経て、たった一名で敵組織と
伊賀忍者軍団を全滅させるロン！
強い！強すぎるぜ…！☆

だが、戦いはまだ終わっていない。
生き残った、伊賀最強の男
ケン・ワタナベとの最終決戦だ。

波うち寄せる浜辺で、例により
怪しげな作法に則って(笑)、
いざ、尋常に勝負なり！☆

「イィーーガァーーーッ！！！」
「コォーーガァーーーッ！！！」

• #忍者_超空間コベ
• #忍者

伝説の「クラッシュ・オブ・ザ・ニンジャズ」に衝撃を受けて、「80年代ニンジャ映画・・気になる・・」というモードだった時代に秋葉原のジャンクセールで出会った VHS。たしか 300 円くらい。

これあまりにもスゴくてわりと何度も観たのですけど、初っぱなからブレードランナーのテーマ曲をタイトルシークエンスでそのまま流すという怖いものなしのムーブに始まり、「そとて いしがとかな」とか何とかデタラメな日本語のような何かを喋る日本人設定の忍者、「ゼン、ザイ、レツゥ・・」となぜか逆順に九字を切る主人公のアメリカ人忍者、敵アジトに女装して侵入する主人公、衝撃的に雑な洗脳電話ボックス、黒幕ケン・ワタナベ (役者の名前) と主人公が「イーガァー！」「コーゥガァー！」と叫んで浜辺で激突するクライマックス、くらいしか覚えてません。あれ、また観たくなってきたな・・しかしもうビデオは手元にない。もう二度と観られる気がしません。

映画のクオリティとしては客観的には余裕の1点台なわけだが、若かりし頃の思い出補正で5000点くらいほんとはあげたい。愛せる。

記録: MC鑑賞 4.79