しらすごはん

裏切りのサーカスのしらすごはんのレビュー・感想・評価

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)
3.5
Tinker Tailor Soldier Spy

原題がとにかくかっこいい。

原作者のジョン・ル・カレは、元英国諜報員だから本作もリアリティありますよね。

早川文庫版は、人間関係が複雑で、最後まで読み遂げられませんでした。

映画は、まあまあ分かりやすい。

俳優の演技が重厚で素晴らしかった。

主演の老スパイ役は、ゲイリー・オールドマン。

ドッカンドッカンのアクションはないし、CGも使われていないけれど、とにかくスリリングなスパイ映画でした。


東西冷戦下の英国。

英国諜報部サーカスの“コントロール”は、幹部の中にソ連の二重スパイがいるという情報をつかむ。

コントロールと老スパイの“スマイリー”(ゲイリー・オールドマン)は、情報源との接触を試みるものの、失敗に終わる。

その責任をとって、2人は組織を去ることになる。

しかし、その直後にリーダーのコントロールは謎の死を遂げてしまった。

そして、スマイリーの元に、二重スパイを探せとの命が下る。

4人の幹部のなかに、二重スパイがいるのは明らか。

裏切り者の正体とは?
しらすごはん

しらすごはん