♯32 特殊霊魂の音はオリジナルの方が良い。
出稼ぎ労働者の遺体を遺族の元に届ける道中ベビーキョンシーが余計なイタズラをして罪のない人々を災厄に陥れる悲しいお話です。何故かR15+
◆良い点/注目ポイント
・冒頭の酔っ払い道士の説明がとてもキョンシー初心者にわかりやすい親切設計です。
・テンテンの歯が生えて、顎のラインもシャープになり美少女らしさがアップしています。またテンテンに対するボディタッチやスキンシップは全てテンテンの実兄スイカ頭が担当しているところが、台湾のコンプライアンスを表しています。
・キョンシーを米国から調査に来た一団の宣教師のカンフーの腕前がキアヌ・リーブスレベル。エクソシストっぽい身なりからカソリックだと思うので、腕っ節に自信のあるアイルランド系だと思われます。
◆改善点
・ベビーキョンシーの存在とはとぽっぽの曲のシーンがあざとくて嫌いです。
・チビクロの役者が変わってしまい違和感が有ります。
・デブ署長がそれ程行動を邪魔しないお陰で様々な物事がスムーズに進みます。
特にお爺さんが特殊霊魂の儀式をやってる時に「どけ！」に対して大人しく従うところなどデブ署長らしく無いです。
◆総括
・スイカ頭のラストのシーンは『キングスマン』のマーリンのカントリーロードに影響を与えたのか気になります。
あと道士の衣装を見てふと気になったのですが、タウカン（T&C）のTシャツとかスウェット着ている人
見ないですね。
-2020年 32本目-
