囚人13号

歩道の終わる所の囚人13号のレビュー・感想・評価

歩道の終わる所(1950年製作の映画)
4.5
実は観てなかった一本。めちゃくちゃ良い。ジーン・ティアニーへの平手打ち、チンピラの殴殺、ギャング団のリンチ/発砲といった「音」が相対化される豊かなサウンド設計。
照明も凄まじい強度を誇り、キャメラがフォローして構図の半分近くを占めるようになるダナ・アンドリュースの異様な存在感は、彼一人が推理展開から遊離している事を強調する。
囚人13号

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