ドラマ、ケイゾクの続編。
ケイゾクの世界観をケイゾクした結果ということだが、この後さらにSPECになるまでケイゾクされる。
とまあ、少しふざけ過ぎた。
映画としての出来は正直あまり良くはない。
ケイゾク自体はコメディベースのサスペンスだったが、この映画には超能力者が出てきてしまうしコメディは薄め。
いわばこれが後のスペックホルダーの走りなのだろうが、スペックが制作されるかどうかすら全くわからない公開当時の状況を思えば、これで完結とするにはあまりにお粗末だっただろうし、超能力者メインの続編が出たからOKか?と言われれば、それはそれでもっとやりようがあっただろうと思う。
本来のコメディベースをほっぽり出して、超能力者とシリアスシーンという、状況設定自体に欠陥があると考える。