BK477

新ゾンビのBK477のレビュー・感想・評価

新ゾンビ(1997年製作の映画)
4.0
ゴアムービーに人生を捧げた変態ドイツ人、オラフ・イッテンバッハの最高傑作(?)
ロメロの「ゾンビ(78’)」大ヒットを受けて、世界中で大量のゾンビ映画が作られましたが、その数多のフォロワー作品の中で「デモンズ(85’)」「ブレインデッド(92’)」等と
肩を並べる、今も尚世界最高クラスの、とんでもグログロのグチャグチャ映画の一つ。

VHSのパッケージの裏には、こんな謳い文句が書いてあります。
火を吹くショットガン!
踏みにじる重戦車!
唸るチェーンソー!
千切れる手、足、胴!
こんな売り言葉を見たら、我々(誰)は見ないわけにはいかないんですよね。
はっきりと断言しますが自称「グロ映画好き」でこの映画を見てない奴はモグリです。
私はこの映画を中二の時に見て、すごい衝撃的で、悪い意味で何かに目覚めました。

この手の映画に、ストーリーは期待してはいけません。
とにかく、最後の大殺戮パーティーのシーンに、この映画の価値があります。 逆にいうと、そこにしかありません。

エロに過度な規制のあったドイツの映画は、その反動として、このような過激が汚物系・グロ映画が大量に生まれたという通説がありますが、
鼻くそとか膿とか、気色の悪いシーンも多いですので、そこは注意を。

個人的大好きシーン
・なぜか寝そべって回りながら2丁拳銃を撃つシーン。
 その発射の妙なタイミングもツボ
・女性が泣きながらゾンビの足を執拗に切るシーン。
 まるで大根を料理するように、ザクザク斬ります。
BK477

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