チェンかもしれない

べっぴんの町のチェンかもしれないのレビュー・感想・評価

べっぴんの町(1989年製作の映画)
4.6
「挫けそうになったらどうすればいい?」
「また俺を呼べばいいんじゃない」

柴田恭兵が元少年院の教官の探偵を演じ、ハードボイルドタッチだけど、どこか優しい雰囲気な傑作!もっとあぶない刑事が終わって勝手にしやがれヘイ!ブラザーが始まる前くらいに作られた作品で恭サマが1番オシャレな作品かもしれないな コロナビールと言ったら個人的にはワイスピよりこっち笑笑
個性派、演技派俳優が脇を固めており謎のクライアントに田中美佐子 テーラー役に鶴瓶 いい感じの憎めないおっさんを演じています やっぱりいろいろ昔から変わらない川地民夫 柴田恭兵にお世話になり今はヤクザの本木雅弘など

結構話が重い気がする…素人娘をさらって行われる恐ろしすぎるショー、女子高生の悩みなど ただ元教官だからこそ話で解決するところもあるし(生徒手帳のシーンとか大好きだな)脳筋な悪には拳てきな部分もあります笑
更生の仕方もいろいろあって型に無理やり当てはめちゃいけないって劇中で言ってたけど今でもそうだなと思う 大事ですよコレ

アクションも海外のような派手なものでは無いものの日本らしいというか喧嘩にボクシングを混ぜたようなスタイルが良かった!
バーに乗り込むシーン大好き!手すりになっているバットを手にはめたメリケンサックで外しバットを肩にのせて階段を降りていく…カッコよすぎだろ恭サマッ!!
どこをとっても今作は絵になります 世界一港町が似合う男が神戸にいるんですからね
震災前の神戸を見れるってことでも貴重かも知れません

しかしモーガンってめちゃくちゃいい音するんだな カーチェイスも恭サマがほとんどやってるよね 本当にかっこよかった笑笑

エンディングに流れる主題歌の「AGAIN」もラストを迎えてから心に響く
是非観てみてください!

ai-ouもDVD化してくれ!