けー

べっぴんの町のけーのネタバレレビュー・内容・結末

べっぴんの町(1989年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

昔神戸でロケをした映画ということで美術館で上映会があったのでいってきました。

ほぼ満席で驚いた。
フィルムの上映会イベントを定期的にやっているそうなのだけれど、毎回こんな感じで混んでるのかな?

2年前まで少年院の教官をしていた探偵が主人公。
家出した高校生の娘を探してほしいという依頼を受けて探しつつ、その仕事紹介してくれた女の人をデートに誘おうとしつつしっぱいしつつ、事務所兼住居の1階にあるオーダスーツ店の店主にスーツを買わされそうになりつつ交わしつつな感じで。

デートができるーとスーツを買って迎えにいったら妹の復讐で人を殺したので自首して服役してきますーと言われてしまう。

そこでお別れかと思ったらパトカーと並走していろいろ励ましのお言葉をかけまくるというシーンがなんか新鮮というか、パトカー並走パターンってみたことない気するなぁというか、なんかちょっとかなり笑えてしまった。

服役したら太るから、出所後1ヶ月で体型もどすようにー!って、どないなアドバイスやねん。

「あぶない刑事」の時の監督だしスタッフだしーみたいな布陣で、柴田恭兵氏をことごとく撮らせていただこうではありませんかー!という全員が柴田恭兵氏推しなスタッフさんなのか?と疑いたくなるほどに柴田恭兵氏にフューチャーしまくっていた映画でございました。

あ、そうか。「帰ってきたあぶない刑事」の監督のお父さんが監督か。

おちゃらけないアドリブなしの大下勇次な感じでいってみましょうーな指令でも出ていたんでしょうか。

笑福亭鶴瓶さんがスーツ屋の店主で、2人の時のシーンがもっとあればよかったのにーとか思ってしまいました。

そうそう、フィルム上映、YouTubeの「あぶ刑事ファッションチャンネル」でカメラマンの松村文雄氏のインタビューをみたところだったので、フィルムだと写っているところの角に丸みがあるんだよー的な話をエンディングをいかにして作ったかという話をされていたのを思い出して角みたら確かに丸かったので「おおーまるいーフィルムだー」となんか嬉しくなっておりました。(どうでもええ)
けー

けー