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ニックス・ムービー/水上の稲妻のflyoneのレビュー・感想・評価

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映画における死は、単に不動であるのだが、この映画における死は、切羽詰まったものを感じざるをえない。じっさい、死が迫るニコラス・レイそのひとが被写体になっているのだから当たり前なのかも知れぬが、それだけでなく、もはやドライヤーのような「奇跡」を望むことさえ許されぬ映画そのものの死が予感されているように思えてならない。
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