余命を宣告された映画監督ニコラス・レイの最期を、ヴィム・ヴェンダース自身がドキュメンタリーとして追った作品である。死を見つめることが果たして映画としての「正義」なのか、正直なところ、私にはまだよくわ…
>>続きを読む死期が迫るニコラス・レイと、彼を尊敬するヴェンダースが共にカメラを回し続ける。フィクションとして始まるはずだった撮影は、次第に現実の死へ飲み込まれていく。映画は友を救えるのか、寄り添えるのか。その問…
>>続きを読む癌で余命僅かな映画監督ニコラス・レイの姿を追う、虚実が入り交じった作品。
そもそも何が虚で何が実かわからなくて困惑。しかし、病に冒されたニックの姿は本物なわけで、この映画が作られたこと自体はめちゃ…
映画に命を捧げてきたニコラスレイの死に様をベンダースが撮るのだが、ニック本人が死にゆく男を演じる。リアルに死を恐怖しながら、一方で監督としての冷めた目で自身を見つめ演じる。
ついには現実の死が迫り演…
「死なずに
死を経験できたのなら」
そうね。
ホンマにそうよね
それができたらね。
ニコラス・レイって誰だっけ?
て感じで
「理由なき反抗」は確かに見てるん
だけど、
名匠とか巨匠というイメージ…
エピローグ前のラストカットに、漢の生き様みたいなものを感じて、グッときた。
どこまでがドキュメンタリーでどこまでが演技なのか分からないけど、少なくとも本当にギリギリの体調だということは確かで、それ…
父子ほど歳の差はあるが親しい友人だったというヴィム・ヴェンダースとニコラス・レイ。
映画はニューヨークのレイのアパートを朝方訪ねたヴェンダースが、寝ている彼を起こさないようにソファで休むシーンから始…
シュミットについて語る蓮實重彦、を見た流れで蓮實特集で見逃してた本作を ニックが咳き込むたびに亡くなる前の祖父を思い出してかなりつらかった 一方でどちらかというと軽薄な映画オタクのイメージが強かった…
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