Ikeikesoukun

レイトオータムのIkeikesoukunのレビュー・感想・評価

レイトオータム(2010年製作の映画)
3.6
愛の不時着からのヒョンビン作を観るために鑑賞。これがヒョンビン、不時着以外の1作目鑑賞。

セリフが極端に少なく、こちら側の解釈でいいのだと中盤辺りでそう思って観ることに。多分そうしないととても退屈で駄作に感じてしまうかもしれない。しかし、その解釈で観ていくと、なんて素敵な大人のラブストーリーなのだろうと...ラストさえも乗り越えられる。葬儀後のレストランでの喧嘩と、アンナの感情をぶちまける所にフンの優しさが伝わったことが表現され、ラスト間際の湖畔での熱いシーンに繋がり、ラストの店のドアが開いた音がして「こんにちは 久しぶり」というアンナのセリフとエンドロールの曲聴きながら、ふたりの幸せを願わずにいられない感情に溢れた。
まさ「晩秋」というタイトルにふさわしいストーリー。
このタン・ウェイという女優さん初見ですが、雰囲気があって声もよくとても素敵。
この作品もベストカップルでした。
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