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レイトオータムのtheocatsのレビュー・感想・評価

レイトオータム(2010年製作の映画)
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アンニュイ演出と女の演技にかなりイラつく

最初から終わりまでイライラしっぱなしだったがなぜなのか自分でもよく分からない。

ヒロインの顔の暗い固さが一本調子過ぎて、こちらにその顔をずっと向けられているような気分にさせられ不愉快を通り越した怒りに発展してしまったのかもしれない。キレイ顔とは思うけれど・・・
演技も私の目には下手くそにしか見えなかった。
演出的に暗い固さを要求されていたとしても、フッと力を抜いた柔らかな表情をちょっとでも見せてくれても良かったように思えてならない。
猫を追いかけている時などにね。

男との絡み演技も全然かみ合っていない印象でさらにイラつき倍加。
これまた男の演技が悪いのか何なのかよく分からない。

遊園地での白人カップルのアテレコ場面も、とにかく主役二人の場面は全て不愉快というこれまた珍しい経験をさせてもらった。

想像するに二人の根本的相性が絶望的に悪く、とても上手くいくカップルに見えなかったということなのだろう。それでいいや笑

ちょっと前に見た中国女優と韓国男優共演映画もネガな印象しか受けなかったので中韓合作がネックなのかな???・・・ホント分からん


総評マイナス三ツ星


追記:男があのまま殺されていたら展開としては引き締まっていたかもしれない。
であれば、厚かましくいけ好かない男に対する同情心も生じただろうし、もう決して現れることのない男を待ち続ける女の姿に誰にもどうしようもできない悲哀が投影され、カタルシスさえ得られたかもしれない。

002010
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