初めて邦題を見たとき「なんだこのシンプルなタイトル。原題はどうなってるんだ」と思ったが、直訳だったので笑ってしまった(笑)
闇賭博の弱小元締めを兄に持つ弁護士が主人公だが、この兄弟、反目しあっているようで、実は(歪な)愛に溢れた関係なのでは?と見るうちに考えさせられて、案外世の中の兄弟関係なんてこんなものではないかとも思ってしまう。
スコセッシが大いに影響を受けたと公言する作品らしく、それを知って見ると、たしかにと頷ける部分が多い(ストーリーのテンポ、メリハリ、作品全体の雰囲気など)。
見終わった後では、このシンプルなタイトルに考えさせられる。