あ

悪の力のあのレビュー・感想・評価

悪の力(1948年製作の映画)
3.7
シネマヴェーラで見逃した作品回収①

扉から漏れる照明や、銃撃戦の前にバッと照明を倒すビビットな照明の使い方は素晴らしく、おそらくロケ撮影と思われるウォール街などの捉え方も、ニューヨークの巨大な建築物を印象的に見せていて良かったです。

しかし胴元とマフィアと検察の争いとその渦中の弁護士と弱小胴元の兄弟という大人数での複雑な駆け引きを、ただでさえ数字がいっぱい飛び交う中で展開するのは若干無理があった印象です。

しかし、汚れ仕事を嫌々こなすジョン・ガーフィールドは流石に印象的です。
あ