感想川柳「あれもこれも 詰め込みゃいいって もんじゃない」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(．．)

大学教授と付き合っているゾーイは友人のサラと教授の家を訪ねると、バチカンのコンピューターをハッキングして聖書の預言を盗み、３次元データを解析し神の言葉を手にしようとしていた…というお話。

最初は痴話喧嘩から始まってコンピューターのハッキングからの超能力バトルという訳が分からない流れ(；・∀・)しかもマンションからほぼ出ない狭い範囲の争い。

面白くなりそうな要素はあるのに全然まとまってないからイマイチ(ー_ー;)聖書に哲学に科学に超能力と詰め詰め。ラストに勿体ぶった伏線をバラしてたけど？？？(゜Д゜≡゜Д゜)?と「今さら」な感じ。

もう一度再構築して作り直したら見たいかも。(￣ー￣)

よくわからん…
聖書の暗号を解読したら奇怪な現象が起きる！
というのだが、解読してないし、変な現象ってのも…？
現象というなら、主人公の親友役の声がどんどん嗄れていく位です(笑)

多分あまり下調べしてないのと、キリスト教の深いところにまで踏み込む勇気がなく、これが限界だった作品なのかな～

こういう趣旨の作品なら『ダ･ヴィンチ･コード』くらい歴史や聖書を読み込んでから作ってくれ～



舞台はロンドン。

大学生のサラは、親友ゾーイが惚れてしまった大学教授(?)の家に2人で押しかける。
すると何故か同居人らしきデクランと彼の恋人ケニーもいる…

彼等はバチカンに侵入し、最古のモーセ五書を探す為、コンピュータを使い世界中をハッキングしていた。
で、グッドタイミングで侵入成功！
｢今までは2次元で聖書の暗号解読をしていた。だが私達は3次元、いやそれ以上の次元で解読するんだー、ひゃっほー♪｣
なんておかしな人達から逃げようとするも、外部から邪魔されないように部屋は密室になっていたw

すると突然、ゾーイにだけ変な声と人間が見えるようになった(?!)
デクランは車椅子なしで歩けるようになり、超能力が使えるようになる…

そのデクランに操られ、ゾーイは大好きな教授を殺してしまう。
しかし突如
｢私なら奴を倒せる。だって私には超能力があるから！」
と奮い立つ…
なんとかデクランを殺すもゾーイも死亡。

1人残されたサラが見たものは、肉体から解放され、何故かTVの中で人殺しをしているデクランの姿だった…



後半は超能力バトルです(笑)

PC上では聖書を7次元で解読していたけど、解読風景だけで、だから何だというのかわかんない。

そんな中、突然超能力が!!!!とか言われてもねぇ～

聖書にのめり込むと超能力が使えるようになるのか？？
という疑問しか残らないw

聖書の世界に踏み込んだ作品を作ってやろう！と思ったけど奥が深すぎて予算や時間が足りなくなったから、後半は超能力で人を減らして終わらせちゃえ～
って映画に見えます。。

ダン･ブラウンはフィクションとはいえ相当調べたんだろうなぁ、と他の事考えながら見る位が調度良い作品でした。

何だか説明不足というか語彙の意味が分からなかったり、変に難解にしようとしてて、何だかよく分からんちん。

バチカンのコンピューターをハッキングして、そこから４次元や５次元、７次元の世界に入っていく狂信的な輩がいて、かなりサイコな輩が出てるのだが、イマイチハマらなかったよ(´・ω・｀)

素材はいいと思うけど、演出があまりよくない感じ。
レビュー数がめっちゃ少ないので、その辺も加味して興味の湧いた方にはオススメしますが、そうでなければ観なくてもいいかもしんない。