イナゴの顔面力。例によって放射能で巨大化した2m級のイナゴが大群で襲ってくるパニック映画。
勿論のこといわゆるトカゲ特撮なので本物イナゴを使用。 イナゴってあの意味不明な構造の顎とかがアップで映る時の圧がスゲくて、クモなんかが巨大化した時よりも顔面力がヤバい。
それに巨大イナゴがやって来るたびにウルトラマンの変身音みたいのがけたたましく鳴り響き、ちょうど動悸とビートがリンクするからけっこうドキドキする。羽音か鳴き声、どっちなんだろうと思っていたら後ろ足を擦って出すんだよって劇中で説明してくれたので嫌悪感もひとしお。
建物の写真にただイナゴを這わせてるだけだったりと今見たら笑える特撮が多いけども、窓が割れて外を見たら巨大なイナゴフェイスが顔を覗かせてる絶望感はなかなか。
