Ryoma

火刑台上のジャンヌ・ダルクのRyomaのレビュー・感想・評価

3.7
ロッセリーニがこんなもん撮っていたという驚き。このアクロバティックな造形は、実写よりアニメーションの方が適していると思う。ってくらいの造形力。演劇のやり口をそのまま映画に押し当てたようなぎこちなさがある。それはもちろん、言葉にすることのできぬ、あの特有の、映画の中でしか生きることのできない感動が、この映画の中には、ほんの僅かしか含まれていない、ということだ。…ただ、イングリッド・バーグマンの顔がかわいいの。それゆえにおれは。はあ。かわいいなあ。と思ったので。これは、映画でしか得られない感動だと思う。
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