Filmarksでレコメンドされたので知った作品。
米ソ冷戦下で核が使われた世界の話。もっとがっつりドキュメンタリー風かなと思ったら普通に映画っぽかった。
核で世界が滅んでからの展開がえげつない…予算的に制約があるからか派手な絵面はないけど、生き残った人間がどんどん文明社会のモラルから外れていくかんじが怖い。
生き残った人類が総出で食料生産に挑むも化学肥料もなく上手くいかず冬に突入する流れが恐ろしい…。当たり前だけど食べなきゃ飢えて死ぬんだよな。
ラストシーンもまじで救いがない。
主人公(の一人)がせっかく生き延びて産んだ娘が成長したあとの流れがほんとつらい。モラルがない世界だと女は不利だよなあ…と思った。
ところで燃えさかるシーンで一瞬ETいたのはなんだったんだ!?