このレビューはネタバレを含みます
ニューヨーク。意識のあるまま心臓移植手術をされて死んだ主人公クレイトンが幽体離脱して事の真相を知る話。メスが入るシーンはそこら辺のホラーより怖かった。
心臓発作を起こした時に助けてくれた医師ジャックと友人になり、事業は絶順調、恋人サムとは結婚し、心臓のドナーが見つかるって言う幸せ過ぎて怖いくらいのクレイトン。
でもまさにそれ。実はジャックには借金があり、クレイトンとサムを結婚させ、心臓移植手術をし、近い将来に死んで貰って、サムが遺産をガッポリ相続、皆んなで山分けって言う作戦だったのを、手術中に聞いて知るクレイトン。
母親の友人の腕の良い外科医を断って、友人であるジャックに手術を任せたのにこの仕打ち。てかサムも共犯とかマジかよっつって（言ってない）ショックと拒絶反応で死ぬクレイトン。でも幽体離脱して色々探るクレイトン。
ふと気がつくと母親がいる。何でここに居るの？って訊いたら母ちゃんまさかの服薬自殺。駆けつけた外科医がクレイトンに母ちゃんの心臓を移植。でも生きる気力がないクレイトン。
警官に取り押さえられるサムたち。母ちゃんに励まされ目を覚ますクレイトン。冒頭のシーンに戻ってエンドロール。
心臓剥き出し中にサムに私服（マスクなし、ロングヘアそのまま、素手）で入って来こられたクレイトンの術後の経過が心配でならないけど、まず母ちゃんの御冥福を祈りたい。
