ノノ

若者のすべてのノノのレビュー・感想・評価

若者のすべて(1960年製作の映画)
3.9
イタリアのママはこんなに家族愛が激しいのか??5人兄弟の中でも、落ちぶれていく者、コツコツと地に足をつけた生活を築き上げていく者の対比がある。次男が何をしても許されてしまうのは兄弟愛というより、都会での不安を埋めるために家族で依存し合っているように見える。最後に末っ子が帰っていくショットで終わったのが良かった。
個人的にヴィスコンティは貴族のいざこざを描いた作品の方が好きだな。
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