クリスティーナ

ベン・ハーのクリスティーナのネタバレレビュー・内容・結末

ベン・ハー(1959年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

CG一切無しの戦車競争戦はこれまでのどの映画にもない臨場感で凄まじいものだった。憎しみが消えて終わるラストは良かった。冒頭でキリストが生まれ、ヨセフが大工であったり、キリストが水を恵むシーンなど新約聖書で伝わるキリストの背景と絶妙に絡めることで神秘性を帯びている。また、キリストの顔が一切わからないようにされている点も良かった。また、MGM社のライオンが吠えない仕様は本作が初めてだという。映画史に残る名作として見れて良かった。評価をつけるか迷ったが、映画として評価するべきだと考えた。