史劇が好きで、とりわけローマ帝国関連は大好き。『ベン・ハー』は何度も映画化されていますがウィリアム・ワイラー監督・チャールトン・ヘストン主演のこの作品がベストかな。1925年の作品も高評価ですが。
そして古今東西のあらゆる史劇の中で、もっとも有名なのがジャケットに描かれている戦車競走のシーンでしょう(ここの撮影はワイラー監督ではないはず)。もちろんCGなんか無かったのでコロシアムにガチの大観衆。それはもう大変な壮大さです。これをVFXで再現されたとしても、息遣いが聞こえるナマの迫力は超えられないと思います。
上映時間が四時間近くて、無神論者としてはもう少し短くしてほしかったけど、ぜんぜん退屈しません。
名画中の名画、これぞハリウッド。
あっちこっちカットされたテレビ放送しかご覧になっていない方は、字幕版での一気見をお勧めいたします。
※原作著者のルー・ウォーレスが政治家時代にビリー・ザ・キッドと司法取引していたことを最近知りました。意外です。
※この歴史的傑作でさえ、世界最大級の批評サイト『ロッテントマト』では批評家87%、一般89%の支持。
ところが『ゴジラ-1.0 』は99%、98%。古今東西の全作品の中で最高峰クラスの高評価です。今さらながら『ゴジラ-1.0 』、本当に凄い!