Netflixでの配信期限が今月末になってたので、今見なきゃ絶対見ない！と思って今夜はこちら〜！
エマ・ストーンってキャリア初期は全然冴えない役ばっかりだけど、それがしっくりきちゃうからすごいなあと思う。全然イモくない華やかさがあるのに、なんでイモくても成立しちゃうのよ…
この作品の主人公オリーヴは、それこそ全然モテない通行人Aみたいな子だったのに、ひょんな嘘からゴシップの女王みたいなところまで祭り上げられてしまう。
初めの嘘は些細なものだったけど、あれよあれよという間にとんでもないビッチが誕生して、ただの優等生のオリーヴはその嘘を被り続ける。
ツッコミどころはたくさんあるし、オリーヴが全くの無罪かというとそんなことはないけれど、緋文字を胸に縫いつけた彼女は大きな瞳に傷ついた色を浮かべながら、コケティッシュな表情を作って、肥大し続ける噂話を背負う。
周りの雑音に耳を貸さず、ちゃんと想っててくれる人がいて良かった。
本当の彼女を知っている人が、疑わずに味方で居続けてくれた人達がいてくれて良かった｡
これってコメディとして見てられるけど、今のSNSでも同じことが起きてるし、それがフィクションじゃないことの怖さってそれで人を死に追いやってもいるってことだと思う。違う？
あ、因みに私もブレックファスト・クラブ好きー！
