ブエノスアイレスを訪れた5人の少女。彼女たちは名も知らない街でひと晩を明かすことなるが、飛び込んだ部屋の地下室であるものを発見し…。
アルゼンチンの鬼才と呼ばれたボグリアーノ監督の出世作スラッシャー!
まあビッチ5人が田舎で足止めをくらい、殺人鬼に襲われるという思いっきり「悪魔のいけにえ」系なのだが。
実は他色々なホラー映画のオマージュもあるが、ネタバレにならないよう秘密。
主に鉈を使った人体切断スラッシャーで、エグいことはエグいがモノクロなのでそこはそれほどでもない(^o^)
ただ、モノクロでの追い込まれた感、暗闇からいつ襲われるかといった恐怖感と音楽の使い方は○
出だし伏線を巻くが、開始33分くらいまではドラマ中心で飽きる人はだれるかもしれない(^-^;
作り方のセンスがいいので、それなりには楽しめるけどさ(^^)
では、この映画のすごいところは何か?
それは終盤の急展開とオチにつながるシナリオの良さである。
偶然居合わせたビッチたちが、DQNなばっかりに殺されたり、Hしてるから殺されたりするのではないのだ(|| ゜Д゜)
彼女たちが一緒に閉じ込められ殺される理由も、殺人鬼がビッチを殺さなきゃならない理由もしっかり描かれてるいるのである!
これはタマゲタ( ;∀;)b
単純なグロや派手な展開を期待するとただのへっぽこスラッシャーだが、細部やら伏線、シナリオまでよーく観ると実はかなりなレベルのスラッシャー映画(--;)
そして、何より恐ろしいのは、この映画をボグリアーノ監督が撮り始めたのが…
19才のとき(|| ゜Д゜)
そこから4年かけて完成させた力作なのです!
19才ですよ!あーた( ;∀;)
自分が19のときはHすることしか考えてなかったなあ…はずかしい(*ノ▽ノ)
将来、間違いなく大物になる監督さんなので先物買いで、こちらは観ていて損はないと思うんです(;・∀・)