「安らかに眠れ　アーメン」

　街を震撼させる連続殺人事件。事件現場には ‶ガブリエル” という名前とキスマークが入ったカードが必ず残されていた。
　この事件を担当することになった殺人課の刑事ミックは少年時代に父親の家庭内暴力に悩まされていた過去があり、彼自身にもまた暴力癖があった。
　そしてこの連続殺人事件の被害者たちもまた、家庭内暴力が関係していることが分かってきて……。

　人物名が結構多く出てくるので、「今、誰の話してんだっけ?」って、理解が追い付かない場面がしょっちゅうあった。

　犯人の意外性は良かったんだけど、ミック刑事が突き止めるわけではなく、名もなき映像分析官の功績という意表を突く展開。
　結局、監視カメラの映像で犯人が分かっちゃうのなら、ミック刑事は何のために地道な捜査をしていたのか。

金髪美女による連続殺人事件をトーマスハウエル演じる刑事が追うサスペンスアクション

【概要】
巷では金髪美女による連続殺人が続いていた
その事件をミック刑事が担当することに
彼は有能だが〝暴力癖〟により妻と別離
署内からも嫌われていて味方の少ない中恋人のリサに精神面でのサポートを受けながら捜査を続けていた
捜査をしていくうちに本件の犯人と仮釈放間近のある男との接点が浮かんでくる…

【感想】
特にありません
あんたが犯人かーいってのは思ったけど推理要素もクソもないため
そういう騙された爽快感とかは皆無
アクションもほぼ無に等しい

もしかしたら演じているＣ・トーマス・ハウェルも
「結局、俺って何？」
と思ってるような気がする。