特売小説

チェリー2000の特売小説のレビュー・感想・評価

チェリー2000(1986年製作の映画)
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技術の進歩と人心の荒廃が進んだ未来像、ディストピアを楽観的に眺める呑気な視点、即ちそれ当時の気分だと思うんですけれども、これを懐かしめるか或いは新鮮に感じ取れるか、という事だと思うんですよね。

主人公が最後に行った選択、或る視点からは人間的な情に絆されたように見え、しかしまた別の視点からは登場人物の誰よりも無感情で冷酷に見える、その一点に本作の映画として立場が要約されていたように思いましたよね。

俺お前とは友達になれねえわ。
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