千利休

不思議惑星キン・ザ・ザの千利休のレビュー・感想・評価

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)
4.4
〈これは、、クー!!〉

可愛いは正義である。ここで言っているのは、決してのヒロインのルックスについてなどではない。可愛い映画、可愛い音楽。それらは最高に魅力的なのだ。いずれも、その"良さ"を表現する形容詞に"カッコいい"があると思う。そう考えると、その対義語としての"カワいい"は、なにか対象を卑下するような表現になってしまう。にも関わらず、可愛くて"イイ"映画や音楽、これらは確かに存在するのだが、それらの存在はなんとも尊いものではなかろうか。

実際ソ連の検閲を本作が切り抜けられたのには、変え難いユル可愛さがあったからだと思う。まさしく、冷戦を終結させるような正義がここにあった。
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