不思議惑星キン・ザ・ザの作品情報・感想・評価

「不思議惑星キン・ザ・ザ」に投稿された感想・評価

mimicot

mimicotの感想・評価

5.0
なにこれー!今日までこのお宝をとっておいてよかった!と思うレベルに好きな映画でした。

ボタンを押したら惑星に来ちゃった建築家マシコフと学生ゲデバンの帰還劇。困惑する度に見せる建築家の、何が起こってるのか理解出来ない苦笑いが堪りません。

不思議星雲キン.ザ.ザの惑星プリュクに住む宇宙人。両手でぽっぺをパンパンと叩いて手を広げてスクワット、とぼけた間の「ク〜」のご挨拶が愛しすぎる。宇宙人といっても、人間のおじさんにしか見えない。。しかも小汚い。なのに...丸っこい宇宙人が可愛くて仕方ない。「クー」「クー?」怒ったときだけ「キュー」の会話のセンスが好きですー。

何度も聞きたくなる間抜けな音と共に、砂漠に飛来する釣鐘型の浮遊物体。ボロい..。これで瞬間移動?!もう全てがシュールで全てが愛しい。
そんな中で階級社会の不条理が見えてきて、私の好きな宇宙人が可哀想になる。

宇宙人との友情や、当時のソ連をユーモアたっぷりに描いた愛すべき呑気なカルトSFでした。
もうすぐ公開のアニメーション化「クー!キン.ザ.ザ」も楽しみです。カルト好きには堪りません。
とりあえず見終わってから2回ほど クー とやってみた。
おもちゃみたいな飛行マシンやくるくる回るランプがかわいい
IT坊や

IT坊やの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「ジャンクヘッド」の堀監督イチオシの本作。これは押さえねばと鑑賞しました!

思っていた2倍脱力系のSF。
かなり緊迫した状況のはずなのに、主人公二人がどことなくユルイのが良いですね。
独自の言語、「クー!」「キュー!」も真似したくなるし、カルト的な人気が出るのは納得だなぁ。「ジャンクヘッド」と同じく、ここでしか観れない世界を築いている作品だと思います。

あと、ラストでおじさんとゲデバンが「クー!」で記憶を取り戻すのはなんか凄く良かったです。比較するもんじゃないけど、某新海作品の感動を彷彿とさせるような。

しかし、作中に溢れた比喩やアイロニーについては、僕の教養が足りずに汲みきれていない部分が多い印象です。
馬鹿げた身分制度とか、人間の本質とか、社会の在り方とか、そういうのが散りばめられてるんだろうけど。そこに感銘を受けるというよりは、普通に可愛いな〜と観てしまいました。

調べてみると、この映画はソ連時代の厳しい検閲を乗り越えるために、こんな作風になってるみたいですね。
こんなユルユルの作品の奥に、それほど真面目な意図があるとは。映画って深いなぁ。
はるな

はるなの感想・評価

4.0
頭で考えながら見る映画ではない。ポカンとしたり、クスッとしたり、ヒェッてしたり、フフッとしたり、子供のように心を自由に解放して見る映画。

開始5分(5分もかからなかったかもしれない)の急展開に思わずニヤケてしまったら、私たちの心もSF(少し不思議)な世界に移動できた証拠。あとは心を委ねてしまえばOK。郷に入っては郷に従え、なのである。

プリュクの人たちが軒並みアホでとても可愛く、彼らに対するマシコフたち地球人のドン引きした演技もたまらなく面白かった。

前半は砂漠の風景が続き「終始こんな感じかな?」と思ったら、後半からスケールが大きくなり始めて(と言ってもそこまででもないけど)、舞台もどんどん変わり、映画としての緩急もちゃんとついていたと思う。

ラストシーンも後味良し👍『君の名は』かよ!笑

しばらくクセになっちゃいそうです。「クー!」。
クー!

ゆるい謎さがずっと続く中で、目標は?というメッセージもあり、どうすんだこれと思ってたらスカッと終わった。アニメも気になる…
しべ

しべの感想・評価

-
ブラック...とまではいかなくとも社会風刺的なグレーなユーモアセンスがあった。
baba

babaの感想・評価

3.6
ひたすらゆるくて可愛らしいシュールSFなんですが、この映画が86年にソ連で撮られたというのが面白い😳

なんていうか、ソ連の人々が今の体制とかもうええやろ、っていうヤケクソというかおざなりな気持ちが感じられた、といえば先入観に囚われすぎか。
謎に友情が大事にされてたりとか、若干西側的なストーリーを感じるんですけどね🤭
いてつ

いてつの感想・評価

4.0
クー🙌

なぜか異星に放り出されちゃった2人の冒険譚。
最初は異星の不可思議なルールに戸惑うのに、独特の挨拶や貨幣システム(資本主義を揶揄ってる)、階級制を最後には完全に自分たちのものにしてるのがうける🤣

しかしまあ、ソ連映画ってこういう切り口で笑わせてくるのもあるんやね。この可愛らしさは何となくやけどカウリスマキのレニングラードカウボーイズに通ずるものがあるな〜
北の方の国のユーモアって感じ!
青あお

青あおの感想・評価

3.5
記録用に再鑑賞

旧ソ連製のSF
終始ゆるくてこれといった見所のない物語。
話にメリハリがないので良い感じに睡魔に襲われる、笑。

なぜかマッチが貴重品のシュールな世界。社会主義を風刺しているらしいが、ゆるすぎてわからず、笑。

クー!、キュー!、ゆるゆるの世界観が観てるうちにじわじわとクセになってきますよ
てつを

てつをの感想・評価

5.0
VHSレンタルにて。ロシアSFはタルコフスキーしか知らない時代に観賞。もう最高!釣り鐘乗り物で空中移動、飛行音に爆笑。爆笑とドキドキとで満足!!ちょっぴりせつないのです
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