元彪低迷期の一本
色んなところで言われている(そもそもあまり語られている作品ではない)が、ポリスストーリー3にちょっと似てる潜入捜査アクション映画となっている


そんな感じでストーリーは香港と中国の捜査官の合同捜査で進んでいくんだけど、舞台がフィリピンなのであまりその設定が活きていなかったような気がする(元彪が軟派なキャラクターになったぐらい？
それと潜入捜査映画はバレるかバレないかのスリルが一番の見どころだと思うんだけど、デカい声で話してたらバレたというしょうもないバレかたなのにはガッカリしたし、その情報を知っていながら元彪らが抹殺されない展開もご都合主義な感じがしてしまった


そんな感じでストーリーはかなり荒っぽいんだけどアクションは監督がユンブンと徐忠信(烈火風雲のラスボス！)ってこともあってしっかりとしている
銃撃戦はイマイチなんだけど、肉弾戦は景気の良い人の吹っ飛び方やテンポのいいアクションは見ていて気持ちがよく、ラストの周比利vs元彪&楊麗青のアクションはよかった(元彪が途中リタイアしちゃったのと最後の決め手はやや不満だけど


全体的に雑な感じはするがそこそこ楽しめた一本(オススメはしないが
本作は地味に出演者が豪華でアレックスマンやラムウェイ元華も出ている
元彪と元華が同じ画面に映るシーンがないのは残念だけど二人の対決はいやってほどやっているからまぁいいか笑

VHS字幕版にて。ユン・ピョウ主演で売られているが、香港映画あるあるでシンシア・カーン主演でユン・ピョウがゲストかなと勝手に思っていたら、ちゃんと二人が主演、キャラの掘り下げはユン・ピョウの方が多めだった。設定等、ジャッキー・チェン&ミシェール・ヨーのポリス・ストーリー3に似ているが、当然ストーリー展開は異なる。パッケージ裏のあらすじとも微妙に違う所があり、調べるとやはりカットされてるシーンがある。シンシア・カーンが見た事ある作品より年を重ね、より大人な感じで新鮮。クライマックスは久しぶりに強いラスボスとのバトルが見れ、ポリス・ストーリー3 の中盤のような銃撃戦があるが火薬〜爆破量はあちらより少なめ、しかし、すぐ弾切れからの格闘アクション多めで嬉しい。