骨太ドラマ。
ジョンガーフィールドが男臭くカッコ良い👍。
ボギーにはない彼独自の軽やかさもあって🙆‍♂️。

モーリンオハラ、パトリシアモリソン、マーサオドリスコルと、タイプの異なる美しい女優陣にも心躍る。更には悪役ウォルタースレザック（メイクで最初誰かわからず🤣）！

戦争後に、あるものを持つ主人公が、怪しげな人たちに追われる（と言っても表立って逃げ惑うわけではない）。そんな最中に起こる事件、、、。

フィリップマーロウ、少し違うが007のジェームズボンドの匂いも。
クライマックスにもっとググッと迫るものがあれば、なかなかの傑作にもなり得たかも？
全編楽しめたが、スレザックももうひと暴れ、ビビらせて欲しかったなあ😏。
彼がいないときにその存在を忘れ去っていたし、起きた事件の時も、なんだっけこいつ？とか思ってしまった😂。

キャストが好みなので、前向きには楽しめた😁。ジョンガーフィールドの演技が堪能できる👍。

スペイン内戦に関わり捕虜となって拷問を受けそのトラウマに苦しむジョン・ガーフィールドのキャラクターは興味深かったけれど、それを肝心のドラマに上手く生かせていなかったのがなあ。結局はただ色んな人に会い色んな場所に行っているうちにいつの間にか事件の黒幕が出てきて解決するというこの時期のアメリカ映画らしい饒舌すぎて理解しにくいエンタメ作品に。でもつまんないというわけではなく、色んな要素をちゃんとまとめたら傑作になれた題材なのでモヤモヤが。

捜査の合間にガーフィールドが口説いていたモーリン・オハラが美しい、でも時代のせいか男に一方的に言い寄られているうちに惚れてしまうという都合のいい設定になっていた。

ある物を狙って暗躍するナチスグループのリーダーは誰だともったいぶって引っ張っているが、大体の人はいかにも怪しいオーラを放つあいつだなとすぐわかるはず。そして後半予想通りのことをしてくるのでちょっとつまらない。ちなみに音に色という適当なタイトルはちょっとネタバレしています。

ラストはいかにも戦時中らしい、「間諜には気を付けよう」というメッセージが強めの終わらせ方に。でもあれだけ愛を熱く語っていたガーフィールド、モーリン・オハラへの対応はそれで良いのか。

それにしても国内でファシストと左翼が対立したスペイン内戦にアメリカ人が参戦していたのか、アメリカ本国は関り合いになるのを恐れて傍観してスペイン内戦に積極的に参加して勝利を得たナチスやムッソリーニの存在を全世界にアピールさせてしまったけれど。

微妙な映画だった…😅
ただ、モーリン・オハラはやはり綺麗😍💕

過去の戦争時代に捕虜となっていた男、彼の持っているモノを狙うスパイ組織、自分の命を救ってくれた友が自殺したとのことだが殺されたはず……などといったことが描かれるが、全体的に「断片的な感」が続く。
そのため緊迫感に欠けて、ハラハラドキドキ感は起こらない🤣

お金もあまりかけていないようで、過去の出来事について「回想シーン」などは撮られていない。

こういう映画もあった……ということ、綺麗なモーリン・オハラが見られただけでも良しとするかなぁ…😄笑