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『スペースハザード』に投稿された感想・評価

邦題は「スペース”ハザード”」よりも「スペース”デモンズ”」の方が良かったと思う。w

そっちの方がB級っぽいし。w



2241年の近未来。
”タナトス”なるエネルギー源を乗せ地球に向かう宇宙貨物船、アクロン号。
通りすがりの船、ダイアナ号がら救難信号を傍受し、救助を開始。

船内で海賊に襲われて隠れていたと言う4人の美女を救出するが、美女達の正体は冷酷な女海賊団だった!!
船はあっという間に女海賊団に占領されてしまう!!

更に海賊団の1人が突如怪物化して、乗組員や女海賊に襲い掛かる!!!
実は”タナトス”はヤバい代物で、エネルギーを浴びた人間を宇宙デモンズに変えてしまう、恐ろしいエネルギー源だったのだ!!!

感染は広がりまくり、船内は宇宙デモンズまみれに!!
オマケに船もタナトスの所為で操作が効かず!!
果たして、乗組員や女海賊たちの運命や如何に!?

((注)作中の怪物が“宇宙デモンズ”という名称で呼ばれる事は一切ありません。)



宇宙貨物船内に溢れるゾンビ相手にサバイバルを繰り広げる、SF・ゾンビ・ホラー。
監督は「デス・ファクトリー」のブラッド・サイクスさん。

監督の過去作、「デス・ファクトリー」は人体破壊が一回しか出ず、血糊オンリーのショボいZ級ポンコツホラーでしたが、今回は纏まった予算が出たのか、「デス・ファクトリー」よりは大分マシな出来になりました。
(と言っても、Z級がD~C級ぐらいに変わった程度のレベルだけど。w)


つーても、正直映画単体としての出来はハッキリ言ってヒドイ物だと思います。
船の内部はThe Asylumでよく見るようなセット感丸出しだし、宇宙等のCGの質も低レベル。
内容も思いっきり「エイリアン」シリーズまんまで、お話もグダグダで演出も下手糞で退屈な所多め。
ゾンビパニックや酸素低下で貨物船爆破のリミットが迫るという絶体絶命の危機だというのに、皆ヘラヘラしてて緊張感の欠片もねぇ!
格闘シーンもへっぴり腰で、俳優の演技も結構アレだったりします。
(なお、日本語吹き替えもありますが、結構下手っぴ!特に女性陣!w)


そんなポンコツ映画ではありますが、意外にもポンコツなりに観れる出来ではあった。

本作のゾンビは口に牙を、手に長い爪を生やし、ヤバい雄叫びを上げる「デモンズ」チックな怪物。
(ってかまた「デモンズ」かよ!どんだけ「デモンズ」好きなんだよ!!サイクスさん!w)
モンスターのクオリティは確実に「デス・ファクトリー」よりアップしてるし、怪物の特殊メイクもグロくなっている!!!
特に本作の怪物は時間経過でグロくなり、終盤には物凄いグロテスクなクリーチャーも襲い来るなど、モンスターホラーとしては十分楽しめる。

そして、過去作では血糊オンリーだったグロが、今作ではかなりちゃんとしている!!
数は多くないし、相変わらず血糊で誤魔化してる所もあるけど、ちゃんと人体破壊描写を特殊メイクを駆使して描いている!!!
やっぱ以前のアレは予算不足で、ちゃんと纏まった金があればしっかりしたグロ描写が移せるんだなぁ!!!
―――時に映画は、金が掛かってればいいって時もある。
(時と場合にもよるがw)

クライマックスは色々とハプニングがあって中々見応えがあるし、ラストのダークなオチも悪くない。
(何時乗ったんだよ!という突っ込み所はあるが。w)

後、今回はエロシーンは無いですが、女性陣が太もも強調しまくりでセクシーなのが良かったです。
(今回も大部分がデモンズ化しちゃうけどね!!w)


そんな訳で、B~C級のグログロゾンビホラーとして見れば、割と楽しめちゃいました。w
正直、産業廃棄物レベルな映画ではありますが、俺は好きなタイプの映画でした。w
ポンコツな映画が好きな奇特な人とかはZ級レベルの映画であることを承知の上でご覧ください。
苦情は受け付けませんが。w
(しかし、ちゃんとグロシーンが見れただけで評価しちゃう俺って…。)
sakio

sakioの感想・評価

3.0
ゾンビが襲ってくるところとかはやや単調で退屈に感じるけど、撃っても切り裂いても、絶対に死なないしぶとさは良かった。
あとは段々ゾンビが皮膚がただれてモンスター化してくのも良かった!

エイリアンのビショップに雰囲気似てない?って人がいたんやけどやっぱそこらへん意識したんやろか?
合成人間とか言ってたかな?設定もアンドロイド。
しかも、通気孔みたいな細い通路をひたすら移動するシーンがあって、エイリアンのビショップも細い通路移動するシーンあったよなあとか思ったりしてた。
未知のエネルギー源を運んでいた貨物船がセクシー女海賊団に襲撃され大変なことになるSFホラー。

監督は中古500円コーナーの常連「バイオアマゾネス」のブラッド・サイクス。
「アリゲーター2」のスティーヴ・レイルズバックが偽ビショップ役で登場。
バールのようなものを使って頑張ってました。

本作、B・サイクス監督作と言って侮ってはいけません!
「エイリアン」と「デモンズ」を掛け合せた良作C級映画。

ストーリーは女海賊の襲撃にあい運んでいたエイリアンエネルギーが流出。その影響で人間がクリーチャー化すると言うもの。
最初は敵対していたクルーと女海賊が同じ脅威にさらされ力を合わせて戦う90年代胸熱展開。
基本、2グループに別れて話が進んでいき中だるみも少なかった印象。
登場人物も皆個性的で見てて飽きない。
女海賊の服装もセクシーだし(笑)

登場クリーチャーも魅力的!
鋭い歯で口元が汚いデモンズスタイル。
最初の変化シーンはまんま「デモンズ」。
緑のデロデロで仲間を増やす不清潔な奴ら。
体を切断されても修復出来る超回復も備えてる(笑)
サービス精神も豊富で戦闘時に緑の体液を派手にブチまけてくれます(汗)
終盤には着ぐるみモンスターも登場!
見かけに反して激弱ですが毒々しいデザイン、クオリティで好み。

グロ描写も頑張ってる!
量は少ないものの1つ1つの描写がインパクト大。
特に内臓貪りのシーンは下手なゴア映画より素晴らしい。
血飛沫の量も多く全体的に見応えあり。

ゆるゆるVFXが鼻に付きますが今だに海外で愛されるのも納得なポンコツ映画でした🎦