山田

怒りの日の山田のネタバレレビュー・内容・結末

怒りの日(1943年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

ラストカットで形容し難い感動に襲われて暫く鳥肌が止まらなかった。
重層的なテーマを人物の心象風景と共に巧みに描く名人芸。「吸血鬼」でも撮り方は流石だなと思ったけど今回は物語にやられた。これはメロドラマの域を遥かに超えている。
復讐という形で妻が死せる夫の愛を初めて知り、やっと報われるという非常に感動的なラストシーンだと自分は解釈。
本当にとんでもない映画。傑作。数も少ないしドライヤー作品は早めに全部観ておきたい。
山田

山田