私の大好きな小田かおるおねえさまが百合的な意味じゃなくおねえさまである。鎌倉のリゾートホテルや海、ロマンポルノでよく出てくるあの綺麗な別荘と古民家が舞台な映像が心地よい。小田かおるおねえさまだけ映しててほしいのに倉吉朝子や三原誠子の濡れ場が多く、小田かおるおねえさまはトップレスでうろうろしてるのとアイスキャンディしゃぶってもだえてるくらいで前半全く絡みなしである。弟くんの安田裕治はイケメンで可愛くてこんな弟くん欲しくなる感じである。こんな弟くんが野球帽かぶって夜の砂浜を泣きながらバイクで疾走するのは極めて青春である。鏡の割れが絶妙なモザイク効果を発揮するとことか、ロマンポルノの絡み隠し芸ここに極まれりと感心する。桂千穂ぽくとっ散らかりつつ、女であり姉であることを否定するラスト、陽光もあってすごくまぶしく瑞々しかった。那須映画はやっぱりエンドロールが最高。