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借りぐらしのアリエッティのQMのレビュー・感想・評価

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)
2.8
ジブリならではのメッセージ性は感じられつつも、話の展開に横の広がりがない(床下と庭先メインだったので、、ある意味縦の展開はありか)せいかやや淡々とした印象。でも、小人が人型ではなくて小さな生き物だったとしたら、小人には小人のくらしや家族があるんだよって視点を与えてくれるこどもに見せたいストーリーかも。カブトムシとか、まさにハルさんがやってたみたいにビンに入れたりしてたな・・ごめん・・
翔が、小人のことを真顔で滅びゆく種族なんだよって言ったのがゾッとした。

ミニチュアでナチュラルな世界観は好きだけど、いままでのジブリにはあまりみられなかった、主人公目線のカットがいくつかあってすきじゃなかった。ファンタジーを傍観してるかんじでいいのに。でもガイジンが日本語歌っているテーマソングはなんか好き。かわいい。

世代的には南くんの恋人を彷彿させる設定でした(^.^)
QM

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