ほしふね

教授と美女のほしふねのレビュー・感想・評価

教授と美女(1941年製作の映画)
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ゲイリー・クーパーが唯一無二すぎる。階段の上から見下ろす姿のかっこよさはなんだ?本を投げ捨てて相手の飛びかかる顔のチャーミングさはなんなんだ?警察が楽屋に入ってくるとそこには誰もいなくて、窓を開けるといつのまにか大雨、車が発車してまんまと逃げおおせるオ・シェイの流れは見事すぎて呼吸止まったし、部屋を間違えるシーンは素直に落涙。主人公が言葉の専門家なので台詞の響き方がひと味違う。グレッグ・トーランドの撮影が炸裂する(しすぎる)瞬間がある。終盤の疾走する車のシーンで娘さんが風で飛ばされそうになった帽子を押さえるところとか大好き。
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